先週の土曜日に仲間4人で千葉県の飯岡にヤリイカ釣りに行ってきました。
金曜の午後に休みをもらって早退し
、出発。北関東道から茨城空港線に入り、そのまま一般道を南下して、鹿島―銚子を通って飯岡へ。
およそ3時間の行程です。(近くなったもんだ)

およそ3時間の行程です。(近くなったもんだ)
天気予報は晴れるけど風や波は強くなる予報
・・・船は出るということですが、私は前に1度だけスルメイカの夜釣りの経験があるだけで、ヤリイカは初めて、しかも今回は電動リールを借りたのですが、それを使うのも初めて。そこにもってきて波風が強い・・・いやな予感はありました。


飯岡の手前(旭市?)の丘の上には大きな風力発電の風車がたくさんあります。写真ではあまりよく分かりませんが、とにかくでかいのがいっぱいあって、どこか日本じゃない場所へ迷い込んだような気にすらなります。
4時頃着。とりあえず明日乗る船を下見です。ここの船宿は大きな船を5艘持ってるので、宿に行ってみないとどれに乗るのかは分かりません。ま、どれも大きいのでちょっと安心。
船宿は寝るだけの部屋なので(それでもテレビとエアコンとお風呂はありますが)夕食は近くの定食屋で。
カンパチの刺身定食1000円でした。おいしかったです。

明日の天候を気にしながら、がーっと飲んで、10時前には就寝。明日は5時に出船です。波予報は4mのち2.5m。風強し・・・

5時。船長によると風と波は「いくらかある」とのコメント。いくらかね・・・
船は28人乗りですが、今日の客は7人(みんな天気予報を見て止めたらしい・・・)船の右半分を我々4人で貸し切りです。(これはラッキーでした)
”いくらかある”波風の中を銚子沖へ向かいます。多少揺れるものの、ま、何とかなるレベル。
1時間ほどで釣り場に到着。5本のプラヅノ(針がついたプラスチックのイカ用の疑似餌)の下に大きい錘(500gくらい)をつけた仕掛けを海底まで降ろします。130mくらい。ここまで深いと電動リールでないと巻き上げるのがつらいです。私も友人に借りて電動で。
電動リールには落とした深さが表示されてます。底まで130mのはずが120m付近で一回止まりました。イカが疑似餌に抱きついたサインです。巻いてみるとズシリと重い。明らかに何かがかかってます。電動をオンして巻き上げると、イカがかかってました。しかも2匹。いきなりの坊主逃れで安心。慣れない手つきでイカを外していたら、船長には一目で初心者であることを見抜かれたみたいで、寄ってきて取り込み方や投げ入れ方をレクチャーしてくれました。
そのあとも落として上げて・・・を繰り返します。波風が強くてあたりがよくわからないのですが、ぽつぽつ釣れます。でも途中で軽くなることが多い。電動のスピードが速すぎて、イカが途中で落ちてる。もっとゆっくり巻くようにとふたたび船長からアドバイス。はーい。
9時ころ、釣り方はだいぶ慣れてきましたが、波風は強まるばかりです。立っているのが大変なほど揺れてます。当初の予定は12時上がりでしたが、危険だからとの指示で9時に終了となりました。残念というよりほっとしたというのが正直な気持ち。
帰りの船は船長の指示で全員がキャビンに入ります。波はますます高くなり、外に出ていたら持ってかれそうです。
船が大きいのである程度は安定しているのですが、それでも横波をうけたら転覆するんじゃ・・・くらいの高波。船は波に直角になるよう慎重に進んでいます。正直怖かったです。行きは1時間で着いたのが帰りは2時間半かかりました。大きな波が来たらスピード落としてやり過ごして、進む。そんな作業の繰り返し。ガンガン揺れてるのに船酔いする余裕もありません。

何とか無事に港へたどり着きました。防波堤の内側はウソみたいに波がありません。防波堤ってすげー。
結局ヤリイカは18匹釣りました。サイズはみんな大きい。
沖漬、イカ刺し、一夜干し、バターいため・・・・・しばらくはイカ尽くしでした。とてもうまかったす。船が怖かったことなどすっかり忘れ、次はいつ行こうか・・・

P.S.昨夜はシーフード(ただしイカだけ)カレーでした。
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